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Archive for 3月, 2009

拍手レス(09/03/30)

月曜日, 3月 30th, 2009

ツバキ様
他のサイト様を拝見していると、高町フェイトとフェイト・T・H・高町が主流みたいなので、あえて逆を行ってみました。
だって、フェイトさんはパパですから(笑)
って、VSハラオウン家と高町家ですか!?(゜ロ゜)
うわ。何も考えてない!!(爆)
VSハラオウン家はイケそうですけど、高町家、高町家……。
ファーストを見てないんで家族構成とか家族の性格とかがちょっと(^^;
とりあえずサウンドステージの聞き直しと公式を見て考えます。
あ、通販のお申し込みもありがとうございました!

アイル様
なのフェイは周囲が暖かい感じですよね。
そしてなのはさんとフェイトさんが隠してるつもりでもろバレ(笑)
リンディさんはある意味一番最強な感じがしてるので、はやてさんよりも一枚上手な策士っぽくなっちゃっいました。しかも直球タイプ(笑)
クロノは逆に変化球で攻めそうな感じだなと思ったら、びみょーにシ○コンっぽくなってしまいました……。
楽しんで頂けたら幸いです。

ほか、沢山の拍手をありがとうございましたm(__)m

通販のメール&拍手レス

月曜日, 3月 30th, 2009

本日までに通販のお申し込みをされました方、全員にメールにてご連絡致しました。
もしメールが届いていない方がいらっしゃいましたらお手数ですがご連絡をお願い致しますm(__)m(迷惑メールフォルダの確認もお願い致します)
あと、今から拍手レスもしますー。

リリカルなのは フェイト×なのは

土曜日, 3月 28th, 2009

リリカルなのはの「フェイト×なのは」に1本追加しましたー。
タイトルは。
『VSリンディ』
だす。
もうタイトルで解る通り、ギャグです。

VSリンディ

土曜日, 3月 28th, 2009

「以上が今回の任務の報告となります」

 言葉を切り、フェイトは敬礼した。

 ここは、本局のとある一室。

 2週間の長期任務を無事に終えたフェイトは任務の大まか報告を済ま

せたばかりだった。

「ハラオウン執務官。長期任務ご苦労だった」

 報告の相手は、クラウディア艦隊の艦長。

 フェイトの義兄であるクロノ提督だ。

 しかし、今は兄妹としてではなく、上司と部下としての立場で話している。

 お互いに仕事の顔で、口調も固い。

「報告書は1週間以内に提出してくれ」

「了解しました」

「では現時点をもってフェイト・T・ハラオウン執務官は3日間の休暇とする」

「ありがとうございます。休暇に入らせて頂きます」

 再度、敬礼をしてフェイトは予定通りの命令を受け入れた。

「それでは失礼致します」

「あぁ、そうだ。フェイトちょっと待ってくれ」

 フェイトが勤務から外れたからだろう。

 クロノの態度は家族間の遠慮のいらない雰囲気に変わっていた。

「休暇に入って直ぐで悪いんだが、時間を少し取れないか?」

 同様に、フェイトの口調もまた家族のそれに変わる。

「夕方までなら空いてるよ」

 今日の帰還をなのはに伝えてあるフェイトは、夕方から会う約束をし

ている。

 それまでは、細かい雑務で時間を潰すつもりでいた。

「十分だ。一階のラウンジで母さんが待ってる。会ってってくれ」

「え?母さんが来てるの?」

「今日フェイトが帰って来ると言ったら会いたがってな。疲れてる所済

まないが、顔を見せてやってくれ」

 艦を降りて地に足を着けたとはいえ、統括官であるリンディは多忙な

日々を送っている。

 最後に会ったのは一ヶ月以上前になる。

 それも局内で偶然会っただけで、直ぐにリンディは仕事に戻ってしまった。

 そのリンディがわざわざフェイトの帰還に合わせて会いに来てくれたのだ。

 疲れていても、迷惑だとは少しも思わない。

「私も母さんに会うの久しぶりだから嬉しいよ。ありがとう、お兄ちゃん」

 笑顔で言うと、クロノの顔が真っ赤に染まった。

「お、お兄ちゃんはやめろって言ってるだろ」

 何年経っても、兄と呼ばれるのは苦手らしく。

 呼ぶ度に、クロノは顔を真っ赤にする。

 嫌な訳ではなく、ただ照れているだけだと解っているから、あまり呼

ばないようにしているけれど。

「でもクロノは私のお兄ちゃんだよ」

 それでも、たまには兄と呼びたいとフェイトは思う。

「……母さんが待ってる。もう、行け」

「うん」

 咳払いをするぶっきらぼうなクロノに微笑んで、フェイトは部屋を後

にした。

 提督室を出たフェイトは、真っ直ぐにエレベーターに向かう。

 一階まで一気に下り、局の入り口付近に設置されたラウンジへ足を急

がせる。

 ラウンジには、何人かの局員の他に、民間と思しき私服の人が数名、

各々席に着いていた。

 外に面した硝子張りの壁から暖かい陽光が差し込んでいる。

 その光の恩恵が受けられる席の一つ、最も見晴らしが良い席にリンディ

は座っていた。

「母さん」

「フェイト」

 リンディの下に駆け寄ると柔らかい音で名前を呼ばれる。

 自然とフェイトから笑みが零れた。

「お待たせしてすみません」

「良いのよ。急に来たのは私の方なんだし」

 リンディに向かいの席を薦められてフェイトは腰を下ろす。

 タイミングを計って注文を聞きに来た、ウェイトレスにコーヒーとだ

け告げ、リンディにフェイトは向き直った。

「お久しぶりです。母さん」

「元気そうね」

「はい。お陰様で」

「お仕事の方はどう?」

「少し大変ですけど。順調です」

「そう。良かった」

 にっこりと笑うリンディに、はにかむような笑顔をフェイトは返す。

 そのまま、聞かれるままに近況報告をしていると、コーヒーが運ばれ

て来た。

 ありがとう、と礼を言ってフェイトは受け取る。

「母さんの方はどうですか?」

「そうねぇ。私の方も仕事は順調なんだけど。ずっと気になってる事が

あるのよねぇ」

「まさか、家で何かあったんですか?」

 最近は帰って来ても実家にはあまり顔を出していない。

 アルフから定期的に通信は受けているものの、伝えられないような事

があったのかと、フェイトは不安に思う。

「どちらかというと逆かしら」

「え?」

「何もないから気になってるのよ」

「はぁ……」

 リンディの話を聞く限りでは幸いな事に実家は至って平温のようだ。

 しかし、小首を傾げるように溜め息をつくリンディは、それが不満だ

と言っていて。

 いまいちフェイトには理解しきれない。

「ねぇ、フェイト」

「はい」

「何時、私達になのはさんを紹介してくれるのかしら?」

「え?」

 意味が解せず、フェイトは瞳を瞬かせた。

 リンディはなのはの事を知っている。

 地球にいた頃は、フェイトもなのはもお互いの家を当然のように行き

来していて。

 所謂、家族ぐるみの付き合いをしている。

 魔導士の話や仕事の説明をなのはの家族にしてくれたのもリンディだ。

 なのに、どうして今更紹介する必要があるのだろうか。

「その様子じゃあ、まだなのはさんのご両親にもお話してないわね」

「え、えと」

 なのはの両親どころか、リンディが言わんとする事すらフェイトには

見えない。

「駄目よ。こういう事はきちんとしなきゃ」

「……ごめんなさい」

 何か落ち度があって怒られたと考えたフェイトは謝る。

「特になのはさんのご両親は、簡単にこっちに来れないんだから」

「そう、ですね」

 魔法概念の無い地球は、局の監視外の世界に当たる。

 フェイトやなのはが地球に行く事は出来ても、その逆となると色々と

手続きが必要だ。

 万が一、なのはに何かあったとしてもリンディがフェイトの元に来る

ようにはいかない。

「気をつけます」

「解って貰えれば良いわ」

 言って、にっこりとリンディは微笑む。

「それじゃあ、話を戻すけれど」

「はい」

「何時、紹介してくれるのかしら?」

「紹介…と言われましても。母さん、なのはの事はご存じですよね?」

「ええ。よく知ってるわ」

「紹介する必要はないんじゃないんですか?」

 至極尤もなご意見に、今度はリンディが首を傾げた。

 そのまま視線を上に流すように考えて悟った瞳が、ぽむと手を打つ。

「あぁ、ごめんなさい。私の言い方がまずかったわね」

 言って、笑うリンディから、ようやく本筋が聞けそうで。

 安心したフェイトは、コーヒーに口を付る。

「フェイト」

「はい」

「何時、なのはさんを恋人として紹介してくれるの?」

「ぶふっ!」

 思わず、コーヒーをフェイトは吹きそうになった。

「かかか母さんっ!?」

 まさか本筋がそんな話だとは思ってみなくて。

 思いっきりフェイトは動揺した。

「いきなり何を言い出すんですか!?」

「だって、ずっと待ってるのになかなか連れて来てくれないんですもの。

もう気になっちゃって気になっちゃって」

「き、気になってる事って……それなんですか?」

「そうよ」

 あっさりと言い放つリンディに、フェイトは頭を抱えた。

 大事でもあったかと心配した分だけ脱力感が大きい。

 最もこれはこれで、フェイトにとっては重大な事ではあるけれど。

 この展開は予想外だった。

 それに、なのはとの事はまだリンディには話していない。

 何れは話すつもりでいたが、少なくともこんな形で話すつもりはフェ

イトにはなかった。

「あ、あの。母さん…」

「なぁに?」

「わ、私となのはは、別に、その」

「フェイト」

「は、はい」

「その言い訳が私に通用すると思ってるの?」

 にっこり笑うリンディの微笑みは、全てを見透かしていて。

 ついでに、嘘は許さないとも瞳が語っていて。

「………いえ。思ってません………」

 項垂れたフェイトは観念した。

 とはいえ、直ぐにリンディの期待に応えられるような状態でもない。

 それに、幾つか確認したい事もあり、長い息を吐いてリンディにフェ

イトは問う。

「何時から……知ってらしたんですか?」

「何時からもなにも。中学校の卒業を控えた頃かしら?フェイト、随分

暗い顔してた時期があったわよね?」

 リンディのいう時期は覚えがあった。

 卒業すればその頃のようになのはに会えなくなると、寂しく思っていた。

 それより何よりも、想いを抱えきれなくなり始めていたのが、丁度そ

の頃だったとフェイトは思う。

「それから少しして、今度はもの凄く幸せそうな顔をするようになって」

 想いを告げて受け入れて貰えた頃かなと、記憶と照らし合わす。

「フェイトの話になのはさんの名前が上がる率が凄く増えたのよねー」

 解りやすかったと言う、リンディにフェイトの頬が赤く染まった。

 そんなつもりはフェイトには全く無く、リンディが言う通りならば完

全に無意識だ。

「それにほら。今でも任務から帰って来ると、直ぐになのはさんの所に

いっちゃうじゃない」 

 もうフェイトには何も言えない。

 何日も、長いと一ヶ月以上も会えないのだから、帰って来たら当然真っ

先に会いたいと思う。

 だから、帰還の日程が解れば連絡を入れ、会えるようにお互い仕事を

調整をしている。

「それに雰囲気って言うのかしらね」

「ふ、雰囲気ですか?」

「ええ。なのはさんのお話をする時のフェイトは、とても幸せ一杯の雰

囲気になるのよねー」

 実際、幸せなのだから仕方ない。

 けれど、そんなに他人から見ても解る程だとは思ってもみなくて。

 少し色々と考えようと、コーヒーをフェイトは啜る。

「なのにフェイトったら。ヴィヴィオちゃんっていう子供もいるのに連

れて来てくれないんですもの」

「あ、あの。ヴィヴィオの保護者はなのはであって、私はただの後見人

でしかないのですが」

「似たような者じゃない」

「………え、と」

 さっくりと一括りにするリンディに、もうフェイトは苦笑いしか浮か

べられなかった。

「お陰で、私の痺れが切れちゃったわ」

「す、すみません……」

 呆れるリンディに、ふと思い立った事をフェイトは問う。

「…母さん。もしかして今日はそのお話をするために、私を待っていた

んですか?」

「そうよ。だって我慢出来なくなっちゃったんですもの」

「……そうですか」

 もう少し我慢をして欲しかったなぁ、とフェイトは遠い目をした。

「フェイトはなのはさんと、ずっと一緒にいるつもりなんでしょう?」

「それは………はい」

 こくりとフェイトは頷く。

 なのはと一緒歩んで行く覚悟はとうに出来ている。

 そして、なのはもそれを望んでくれている。

 恐らく、リンディにそういう意味で紹介する事になのはも依存はない

だろう。

 ただ、時期というか心の準備というか。

 せめて、なのはと話し合う時間が欲しかったとフェイトは思う。

「私はフェイトとなのはさんの事を反対するつもりもないわよ」

「……母さん」

 その気持ちは、凄く嬉しい。

 同性同士である以上、地球ほどでないにしても一般よりは覚悟がいる。

 それをありのままに受け入れてくれるというのは、感謝してもしきれない。

 けれど、家族はリンディだけじゃない。

「あの。クロノやエイミィは知ってるんでしょうか」

「知ってるわよ。というより気づいてるわよ」

 やはり、とフェイトは思う。

 リンディが急かしに来たという事は家族全員が知っていてもおかしく

はない。

「…反対はして、ないんですか?」

「エイミィは私と一緒で手ぐすね引いて待ってるわ」

 それはそれで怖いと、フェイトは思う。

「クロノは……まぁ渋い顔はしてるわねぇ」

「え?」

 本当の兄のように慕っているクロノは一番の常識人だ。

 やはり同性同士の恋愛は反対なのだろうか。

「大丈夫よ。あれは単に可愛い妹を取られるのが嫌なだけだから」

「そ、そうなんですか?」

「ええ。お相手がなのはさんだから渋い顔で済んでるけど。もし他の人

だったら提督権限でどっかに飛ばしちゃってるわよ」

「それは職権乱用と言うんじゃ……」

「そんな小さな事は気にしちゃ駄目よー」

「いえ。十分大きな事だと思いますけど」

 人の人生を左右しそうな人事異動に、つい提督としてのクロノの立場

が心配になる。

 しかし、反対されている訳じゃないのを嬉しくフェイトは思う。

「安心した?」

 顔に出ていたのだろう。

 覗き込むように問われ、思わず一瞬、答えに詰まる。

 けれど、今更取り繕っても意味はなく、取り繕ろわなければならない

理由もなくて。

「……はい」

 素直にフェイトは答えた。

「それで何時、紹介してくれるのかしら?」

「あ、あの。何時、と言われましても……」

 早急に返事を求めるリンディにフェイトは焦った。

 家族の反対がないと解ったからと言って、今直ぐに決められる事でもない。

 フェイトだけの問題ではないのだ。

 少なくとも、なのはと話をして了承を得なければ、話は進められない。

 最も、なのはの性から言って吃驚はしても断りはしないと解ってはい

るけれど。

 本人のいない間に明確な日取りは決める訳にはいかない。

「と、とりあえずなのはにも聞いてみないと……」

 何とかこの場を逃れようと、一般的に最もな理由を並べようとした瞬間。

「あ、やっぱりフェイトちゃんだ」

 もの凄く聞き覚えのある声がフェイトの背筋が震えた。

「もう帰って来てたんだ。お帰りなさい、フェイトちゃん」

 ゆっくり声の方向へ振り返ると間違える筈のない、なのはが歩いて来る。

「な、なのはっ!」

 帰還前から待ち望んでいた再開を、最悪のタイミングで迎えたフェイ

トの頬が引き攣る。

「な、何で此処に?まだ仕事中だよね?」

「うん。たまたま書類の提出に来たの。そうしたらフェイトちゃんっぽ

い人がいたから、来てみたんだけど」

 当たった、と嬉しそうに笑うなのはに、フェイトの心中は穏やかではない。

 ただコーヒーを飲んでいただけなら、一も二もなく両手を挙げて喜ん

でいる。

 けれど、如何せん今はリンディが一緒にいる。

 しかも、紹介しろと急かされていた最中だ。

 そんな時に渦中のもう一人が登場となれば、どうなるか。

「なのはさん、こんにちは」

「こんにちはリンディさん。ご無沙汰してます」

 丁寧に挨拶するなのはに、リンディの笑みが深くなる。

 その笑みが、とてもフェイトは怖い。

「か、母さん。あの……」

「なのはさん」

「はい」

「ハラオウンの姓を名乗ってみたいとか思わない?」

「……………はい?」

「ちょ!母さん!!」

 直球ど真ん中の質問に、フェイトは目を剥いた。

「どうかしら?」

「え、えと。リンディさん、それはどういう……」

「なのは!答えないでっ!!」

「ふぇ?」

 状況が把握出来ないなのはが、リンディとフェイトを交互に見る。

「フェ、フェイトちゃん。なんかよく解んないんだけど」

「あ、後で説明するから!」

 なのはの手を取り、背中で隠すように引き寄せると、リンディにフェ

イトは頭を下げた。

「か、母さんごめんなさい。私、お先に失礼します」

「気にしないで。フェイトもなのはさんと積もる話もあるでしょうしね」

 ウインクするリンディに、フェイトの顔が真っ赤に熟れる。

「フェイトちゃんいいの?久しぶりにリンディさんとゆっくりしてたん

でしょ?」

 二人の邪魔をしてしまったと思ったのだろう。

 心配そうになのはが耳打ちする。

「い、いいよ」

「でも」

「ほんと大丈夫だから」

 なのはに返して、こくりとフェイトは息を飲む。

「か、母さん」

「ん?」

「近いうちになのはを連れて家に帰ります。クロノとエイミィにも伝え

ておいて下さい」

「何で私もっ!?」

 自身を指して驚くなのはの声を聞きながら、しっかりとリンディの瞳

をフェイトは見据える。

 満足気な笑みがリンディに浮かんだ。

「待ってるわ」

「それじゃあ、また近いうちに」

 もう一度頭を下げると、なのはの手をフェイトは引く。

「行こう。なのは」

「行こうって、全然訳解んないだけど!ちょ、フェイトちゃんってば!!」

 足早にラウンジを後にしようとするフェイトに引っ張られながら、な

のはは慌ててリンディに叫んだ。

「リ、リンディさんごめんなさい!よく解らないけど私も近いうちにお

家にお邪魔するみたいですっ!」

「はーい。楽しみにしてるわー」

 にこやかに手を振るリンディに引き摺られるような形でフェイトに連

れられながらも、なのはは頭を下げた。

 ラウンジから姿が見えなくなっても暫く、なのはの抗議がリンディの

耳に届いてくる。

 しかし、それも徐々に小さくなり、やがて聞こえなくなった。

 静かにリンディがお茶を啜る。

「若いって良いわねー」

 しみじみと呟くリンディは、とても爽やかな笑顔をしていた。


フェイト・T・高町が主流の中。
あえて逆の、なのは・ハラオウンでいってみたっ!

通販の申し込み&拍手レス

火曜日, 3月 24th, 2009

先日のイベントで出した「リリカルなのは」のコピー本の通販の申し込みを開始しました。
DL版も一応用意致しました。…PDFをZIPで圧縮してある形になります。
こんな感じで良いのかな??
DL版は送料が掛かりませんので、ちょこっとだけお得かも(笑)
DL版は入金確認後にダウンロードURLをメールにてご連絡致しますので、メールアドレスをお間違いないようにお願い致します。

コピー本は今月一杯(3/31)で申し込み締め切りとなります。
DLはそのまま続行です。
本を希望の方は3/31までお願い致します。
発送は締め切り後に作製いたしますので4月上旬~中旬となります。
お時間を取って申し訳ありませんがご了承下さい。
あと、舞-HiMEの在庫も一緒に開始しましたので、良ければどうぞm(__)m

拍手レス(09/03/24)

火曜日, 3月 24th, 2009

ツバキ様
こんな辺境にあるちゃんぽんサイトにようこそm(__)m
なのはは、最近になって突然嵌りました(笑)
なのフェイ、良いですよね!
エロ(おい)良し、ほのぼの良し、ギャグ良し!でとても美味しいカプだと思います。
そして、苦労が似合うはやてさん…。
何であんなに苦労が似合うんでしょう(笑)
卑屈のエースオブエースに嵌って頂けたなら私的にぐっ!(拳を握りしめ)です。
これからもぼちぼちと書いていきますのでどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m
あ、通販も開始しました。良ければお申し込み下さい♪

まこ亜美大好きです!! 様
読んで頂けてありがとうございますm(__)m
まこ亜美は、ほのぼの~が似合いますよねー。
進みそうで進まないジレンマのような関係がもうっ!みたいな(笑)
こちらもぼちぼちと書いていきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

脇田ピヨスケ 様
先日は拍手からのご挨拶で失礼しましたm(__)m
またリンクのお許しありがとうございます。
なのは以外のジャンルもあるちゃんぽんサイトですが(爆)今後もどうぞ宜しくお願い致します。

サンプルを載せてみた

火曜日, 3月 24th, 2009

瑞穂の既刊本の「リリカルなのは」の本にサンプルを載せてみました。
興味がある方はだうぞm(__)m

拍手レス&既刊本更新

日曜日, 3月 22nd, 2009

拍手レスを行いました―。
あと、瑞穂の既刊本のリリカルなのはを更新しました。
これが正式な告知です。……イベント前にやろうね。おいら。
本のグラム数が?なのは、完売しちゃったからです。
通販開始前になんとかします。はい。

拍手レス 09/03/22

日曜日, 3月 22nd, 2009

アイル 様
イベント前だったので、ご返信が遅くなって申し訳ありませんm(__)m
制服の二人。
本当に何してるんでしょうね(笑)
かなり、あほうな子になってます。
なのはに詰め寄られた所で、うっかりフェイトさんが「じゃあ、なのはの胸も大きくしてあげるよ」とか言い出すと、なのはさんの胸が大きくなります(笑)
バレンタインデーのネタバラシ編と共に楽しんで頂けたなら幸いです。
ありがとうございましたm(__)m

本を作るにあたって

月曜日, 3月 2nd, 2009

リリカルなのはのイベントに参加するにあたって、サイドバーの投票を変更しました。
どれ位、コピー本を作れば良いのか、まっっったく解らないので(^^;
良ければご協力をお願い致しますm(__)m

拍手レス 09/03/01

日曜日, 3月 1st, 2009

>シマ様
卑屈のエースオブエースで笑って頂けて嬉しいです。
ここで笑って貰えないとSSはスベってます(笑)
それで、続きですが。
…続き……( ̄□ ̄;)続き!?
え!あ、すいません!
これ、続きは全く考えてないです…。
よくよく考えれば、えらい終わり方してますよね。
うわ。すいませんです!!

リリカルなのは なのは×フェイト

日曜日, 3月 1st, 2009

リリカルなのはの、なのは×フェイトにSSを追加しました-。
タイトルは
『制服』
だす。
やばい…リリカルなネタばかりたまって逮捕が進まねぇ…(爆)
拍手やコメントのレスも今からしますだす。

制服

日曜日, 3月 1st, 2009

 機動六課のオフィス。

 午後の訓練を終えたなのはは、オフィスの自席でデータの整理を行っていた。

 コンソールを幾つか表示させて、個々のデータと各自の所有するデバイスの

能力を照らし合わせる。

 改善と改良点を分析しながら教導のメニューの修正箇所を絞り込む。

 そんな地道な作業を繰り返していると、名前を呼ばれた。

「高町教導官」

「はい?」

 手を止めて、なのはは顔を上げる。

 見ると、機動六課の事務隊員が傍に立っていた。

「お忙しいところ申し訳ありません」

「いえ、大丈夫ですよ」

「先ほど、総務の隊員にこちらを渡して欲しいと頼まれまして」

 言って、胸ポケットから取り出した紙面を隊員はなのはに渡す。

 紙面には『高町なのは一等空尉 武装隊制服1着』と記載されていた。

 その下には、日付と検印が押されている。

 隊員が渡してくれたそれは、局のクリーニングに出した制服の引換書

だった。

「仕上がっているそうですので、近いうちに総務の方へ取りに来て頂き

たいとの事です」

「了解しました。伝言ありがとうございます」

「いえ。私は頼まれただけですから」

 礼を言うなのはに、謙虚な微笑みが返される。

「ところで、ハラオウン執務官はどちらにいらっしゃるか存じませんか?」

「フェ……ハラオウン執務官は八神部隊長と本局に行ってますけど、何か?」

「実はハラオウン執務官の分も一緒にお願いされまして」

 隊員はなのはに渡した引換書と同じような紙面を見せた。

 なのはとの違いは、名前と制服の名称。

 フェイトのそれには、執務官制服1着、と記載されていた。

「あぁ」

 そういえば、となのはは思い出す。

 自分の制服を局のクリーニングに出す時にフェイトの制服もついでだ

からと、一緒に持って行った。

 出す時が一緒なら仕上がりも同じらしい。

「これは私が預かってもいいですか?」

「え?しかし……」

「ハラオウン執務官は同室ですし。彼女は忙しいので私の分と一緒に貰っ

ておきます」

「そうですか?それじゃあ、お願いします」

「はい。了解しました」

 フェイトの分の引換券も受け取って微笑むと、なのはに一礼して、隊員は

自席に戻っていった。

 仕事へと戻る姿を見届けてから、なのはは引換券に視線を戻す。

「今日の帰りにでも取りにいこうかな」

 予備の制服はクローゼットにまだあるが、教導や緊急の出動で何時汚すか

解らない。

 フェイトも通常は六課の制服を着ているが、執務官の制服は用意しておいた

方が良いだろう。

 今日はデスクワークがメインだ。

 大きな事件がなければ、そんなに遅くなる事もない。

 帰りの予定を立てて、引換書二枚を重ねて、なのははポケットに仕舞う。

 そして、中断していた仕事を再開した。

- – - – - – - – - – - – - -

 仕事は無事に終わり、緊急の出動も無かったなのはは、予定通り総務

に制服を取りに行った。

「高町なのは一等空尉です」

 引換書と一緒にIDカードを見せて、名前と階級をなのはは告げる。

「はい。今お持ちしますので、少々お待ち下さい」

「あ、あとハラオウン執務官の制服も一緒に頂きたいのですが……」

 フェイトの引換書を提出しながら、失念していた事になのはは気づいた。 

 局の制服は、身分証明に等しい効力がある。

 犯罪に使われないように通常より保管は厳重にと通達されており、ク

リーニングも局経由でなければ出す事が出来ない。

 その為、クリーニングから返ってきた制服を貰うにもIDの提示が義務

付けられている。

 しかし、なのはは今、フェイトの引換書はあるがIDカードは持って

いない。

 ついでにと、軽い気持ちでフェイトの制服も貰っていこうと思ったが、

局の規定に則れば不可だ。

「あの、IDカードが無いと…駄目、ですよね…?」

 窺うように、総務の隊員に問うと、にこりと微笑まれむ。

「大丈夫ですよ」

「え?」

「本当は駄目なんですが。高町一等空尉にでしたらハラオウン執務官の

制服もお渡しできます」

「え、あ…そうですか……」

「少々お待ち下さい」

「あ、はい」

 言って、奧に制服を取りに行く隊員を見送りながら、なのはは頬を掻いた。

 一体、どんな認識をされているのだろう。

 単純に隊長同士として信頼されているのであれば問題はないけれど。

 ニュアンスがそれとは違う気がする。

 不思議そうに首を傾げていると、隊員が戻ってきた。

 手にはビニルで包まれた教導隊の制服と執務官の制服を持っている。

「お待たせしました」

「いえ」

「こちらでお間違いないですか?」

「はい。大丈夫です」

 簡単に制服をチェックして、なのはは自分の制服とフェイトの制服を

受け取った。

「では、こちらにサインをお願い致します」

「はい」

 受け取り証明書になのはは、名前を記入する。

「あの……」

「何でしょう?」

「…いえ。何でもないです」

 先刻の言葉の意味を聞こうと思ったなのはだが、何となく嫌な予感が

して止める。

 軽く礼を述べて、なのはは総務を後にした。

 そのまま宿舎への転送ポートへと向かう。

 ポートの設定をしながら、フェイトの制服を見つめる。

「何だったんだろう」

 本人のIDカード不所持のまま手に入れた執務官の制服。

 一般的には本人以外には入手できない筈なのに、なのはというだけで

簡単に渡されてしまった。

「フェイトちゃんなら理由を知っているかな?」

 帰って来たら聞いてみようと思いながら、なのははポートを起動させる。

 一瞬の浮遊感。

 世界が光に飲まれ、次に現れた時は先刻とは異なる景色。

 見慣れた宿舎内に移動していた。

 その足で部屋へと帰り、寝室のハンガー掛けに制服を並べて掛ける。

 白い武装隊の制服と黒い執務官の制服。

 同じ局の制服なのに真逆の色合いをベッドに座ってなのはは眺めた。

 それはまるで空と海の境界線のようで。

 交わらない色が少し寂しく思う。

 けれど、この差はお互いの夢を叶えた結果でもある。

 後悔はしていない。

「それに、似合ってるもんね」

 執務官の制服を着るフェイトは格好良いと、なのはは思う。

 漆黒に金色の髪が映え、すらりと伸びた背筋は凛々しさが増す。

 そして、魔導士ランク、執務官という上位の役職、それに相応しい仕

事の速さと正確さ。

 フェイトに憧れる人が多い理由が解る気がする。

「憧れ、かぁ」

 呟いて、なのはは仰向けに倒れた。

 ベッドのスプリングが一瞬、軋む。

 教導官は自らが望んだ夢。

 その制服を着られる事は誇りに思っている。

 けれど。

 執務官の制服が羨ましい、と思う。

 それは、フェイトが着る制服だからという単純な理由からだけれど。

 少しだけ、着てみたいと考えてしまう。

「………あ、そっか」

 ぼんやり天井を見上げていたなのはは、気づいたように言った。

 そして、笑う。

「フェイトちゃん早く帰ってこないかなー」

 その笑顔は悪戯を思いついた子供と同じで。

 わくわくする気持ちを抑えられ切れないようにゴロゴロとなのはは転

がった。

- – - – - – - -

 夜の帳が完全に降りて、更に月が天井に差し掛かる頃。

 ようやくフェイトは帰って来た。

「ただいま。なのは」

「お帰りなさい。フェイトちゃん」

 部屋に戻って来たフェイトはブラウンの制服を着用している。

 職種上、なのははあまり着用する事がないが、機動六課の制服だ。

「ねぇ、フェイトちゃん。ちょっとお願いがあるんだけど」

「ん?何かな」

「ちょっと寝室まで連いて来て」

 首を傾げるフェイトの腕を引っ張って、なのはは寝室へ向かった。

 そして、ハンガーに掛けた制服をフェイトに見せる。

「あ。私の制服、貰ってきてくれたんだ。ありがとう」

「ううん。私の制服もあったから」

 気にしないで、と言って、なのはは受け取った時の事を思いだした。

「そういえば、フェイトちゃんの制服なんだけど」

「うん」

「フェイトちゃんのIDカード無しでも私になら、って渡されちゃったん

だけど。理由知ってる?」

「あー、それは多分」

 ブラウンのジャケットを脱ぎながらフェイトは言う。

 心なしかフェイトの頬が赤く染まる。

「はやてのせいだと思うよ」

 その名に嫌な予感をなのはは覚えた。

「その、六課全体に、私の物=なのはの物。みたいな事を通達してある

とか。前に言ってたから……」

「………はやてちゃん」

 意気揚々と尾ひれを付けて話している親友がありありと想像できてしまい。

 なのはは頭を抱える。

「もぅ。本局でも同じ様な事してないよね」

「流石にそれはないと思うよ。………多分」

 言い切れないのが、八神はやてという人物の性。

 顔を見合わせて、なのはとフェイトは苦笑いを浮かべる。

「それより、なのは」

 本人を問い詰める以外はどうにもならない問題は一先ず置いて。

「お願いって何かな?」

 フェイトはなのはに聞いた。

「あ、そうそう」

 当初の目的を思い出したなのはがぽんと両手を叩く。

「あのね。フェイトちゃんの制服を貸して欲しいなと思って」

「私の制服って、執務官の?」

「うん」

「でも、服務規定で制服を貸すのは禁止だよね」

「あ、フェイトちゃんの制服を着てどこかに行こうって言うんじゃないの」

 宿舎内とはいえ、そんな事をすれば皆を吃驚させてしまう。

 下手すれば一騒動になりかねない。

「ここでちょっと袖を通すだけでいいんだけど」

 フェイトの迷いを晴らすようになのはは言う。

「駄目、かな?」

「そういう事なら」

 微笑んで、ハンガーから制服をフェイトは取る。

 薄いビニルを丁寧に破るフェイトの隣で、なのはもまた自分の制服を

ハンガーから外した。

「フェイトちゃんはこっちね」

「私もなのはの制服を着るの?」

「うん。折角だから交換しよ」

 無邪気な笑顔でなのはは頷く。

 その笑顔は悪戯を思いついた時と同じで。

「しょうがないなぁ」

 幼い頃にした洋服の取っ替えっこを思い出しながら、フェイトは制服

をなのはと交換した。

「なんかどきどきするなー」

 渡された執務官の制服を一頻り眺めて、ゆっくりとなのはは袖を通す。

 型くずれし難い厚手の生地で仕立てられたジャケットは生地が良いの

か、着心地が良かった。

 残念なのは、身長差で余る肩幅と袖丈。

 袖先からは指先しかでない。

 姿見に全身を映して襟を正しても、着崩れしているように肩の線がず

れてしまう。

「やっぱりフェイトちゃんのだと、私には大きいね」

「そればっかりは、ね」

 それでも、こうして着られた事が嬉しくて。

 なのはの頬が緩む。

「フェイトちゃんはどう?」

「うーん。ちょっと、きついかな」

 なのはの教導服を着たフェイトの姿勢は正しかった。

 正確には、姿勢を正すしかなかった。

 着る事は出来たものの、肩の辺りは窮屈そうに張り付いている。

 袖は足らなくて、手首が見えていた。

 武装隊の制服だけあって弾力性もあり丈夫な仕立てではあるが、無理

な動きをすれば生地が傷んでしまう。

 なのはの借り物という事もあって、フェイトは動くに動けない。

「あー…。前も留められないかな?」

「うん。厳しいと思う」

「どれどれ」

 試しにと、動けないフェイトの代わりに、なのははジャケットの前を

合わせようとする。

「……………ん?」

 釦を留めようとする。

「………あれ?」

 前を合わせようとする。

「……フェイトちゃん」 

「な、何、かな」

「留められないの……サイズが合わないだけじゃないよね?」

「え、えと……」

 なのはが言わんとする事が解っているのだろう。

 明らかにフェイトの頬は引き攣っている。

「なにコレ」

 ジャケットの襟を鷲掴みして、フェイトをなのはは睨む。

「胸が引っ掛かって釦が留まらないって何!?」

「そ、それは……」

「大きいのは知ってたけど、何時の間にこんなに育ってたの!?」

「ちょ、なのは落ち着いて」

「落ち着けないって!!」

 フェイトの着るジャケットの前を合わせようとすると、腰回りは釦が

留まらないにしても合わす事は出来る。

 なのに、胸元になると合わせる所か中心にすら寄らない。

「むぅー…」

 フェイトの襟元から手を離し、なのはは自分の両胸をぺたりと触る。

「…やっぱり大きくなってる…」

 以前は、ワンカップしか違わなかった筈なのに。

 今は確実にそれ以上の差がついている。

「え、えと。なのはも十分大きいと思うけど」

「でもフェイトちゃんはまだ成長してるもん!」

「そんな事言われても………」

「どうしてそんなに大きくなるの!?」

「どうしてって……」

 詰め寄るなのはにフェイトは困惑した。

「フェイトちゃんだけずるいよ!」

「ずるいって……なのは」

 不意に、フェイトがなのはの腕を掴む。

 正面から見つめられて、今度はなのはが窮した。

「フェ、フェイトちゃん。ごめ……」

 言い過ぎたかと思い、慌てて謝ろうとすると、フェイトがぽつりと言った。

「大きくなったの……多分、なのはのせいだよ」

「ふぇ?」

 責任を問われたなのはの瞳が丸くなる。

 フェイトの胸の成長に何故自身が関わってくるのか、理由が解らない。

「どうして私のせいなの?」

「だ、だって。なのは、私の胸……好きだよね?」

「好きじゃない、とは言わないけど。はやてちゃんみたいな事はしてないよ」

「普段はしないけど……」

 やや躊躇って。

 頬を染めながら、か細い声でフェイトは言う。

「その、する時……ずっと、触ってるよ、ね?」

「あ」

 心当たりが多々とあるのだろう。

 一瞬で、なのはの顔が真っ赤に熟れる。

「そ、そっか」

「………うん」

 そして、なのはは余計な事まで思い出した。

 それはフェイトも同様らしくて。

 頬の赤味は首元まで広がっている。

 羞恥からなのはとフェイトはお互いに顔が見れない。

 ちょっとした好奇心で制服の交換を思いついただけなのに、思いがけ

ない方向に話が進んで、妙な雰囲気で落ち着いてしまった。

 気まずい沈黙が流れる。

 その原因の大半が自分にあるのをなのはは解っているけれど。

 この状況を打開する方法が思いつかない。

 どうしようかと逡巡する、なのはの視線にフェイトの胸が映る。

 やっぱり大きい、と思う。

 そのサイズの一端に自分が関わっていると思うと恥ずかしさが増す。

 しかし、納得してしまった以上、意外性十分な責任をなのはは認める

しかなかった。

 静かに息を吐いて、なのはは気持ちを切り替える。

 悔しさはあるけれど。

 自分が成長させたと思えば嬉しさもない事もない。

 それでも、悔しいけれど。

 自分の特権だと考えれば腑に落ちる気がしなくもない。

 マインドコントロールするように、なのはは自身を落ち着ける。

 少しづつ戻って来る冷静さに、なのはは長い息を吐いた。

 顔に集中した熱が冷めていく。

 落ち着きを取り戻した思考が、ふと、特権の付加価値に思い当たった。

「フェイトちゃん」

「ん?何?」

 顔を覗き込むフェイトに、にこりと笑って、なのはは足払いを掛けた。

「わっ!」

 完全に隙を突かれたフェイトがバランスを崩し、ベッドに仰向けで転がる。

「なのは!?」

「フェイトちゃんの胸が大きくなったのは私のせいなんだよね?」

 驚いて抗議の声を上げるフェイトに覆い被さりながらなのはは聞いた。

「そ、それは詭弁だったかも」

 嫌な予感がしたらしく。

 フェイトが前言撤回をしようとする。

「それってつまり、私が育てたって事だから」

 しかし、なのははそれを聞かなかった。

 逃げられないように肩を押さえつけて言う。

「私の物なんだよね?」

 嬉しそうな微笑みにフェイトは目を見開いた。

「何でそうなるの!?」

「私の中でそうなったから」

 反論は認めないと言わないばかりに、フェイトの唇を自分のそれでなのは

は塞ぐ。

「ちょ……っ!」

 暫く抵抗を重ねていたフェイトだが。

 幾度か唇の角度を変えると大人しくなる。

「ん……は、ぁ……」

 熱を帯び始めたフェイトの瞳には、もう抵抗の意志は見えなくて。

 更に成長させるべく、ゆっくりとフェイトの体になのはに触れた。

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 後日。

 総務部に2着の制服がクリーニングに出された。

 武装隊の制服と執務官の制服。

 どちらの制服も皺だらけだったが、その理由を知る者は誰もいなかった。

 約2名を除いて……。

 


制服の交換っこをさせたかっただけです(爆)