拍手レス
月曜日, 11月 17th, 2008拍手レスしましたー。
って、一部ログが見えなくなってました・・・。
すみませんm(__)m
拍手レスしましたー。
って、一部ログが見えなくなってました・・・。
すみませんm(__)m
9月??日:逮捕の更新を楽しみにしています。さんへ
すみません。
ログが切れてしまってて日にちが・・・(^_^;)
逮捕を読んでくださりありがとうございますm(__)m
意外(笑)と逮捕ファンが多くて嬉しいです。
のんびり更新ですがまだまだ書いていきますのでどうぞ宜しくお願い致します。
10月2日:長谷さんへ
あの会話を素で行われたのですね-。
や、美幸は結構そういうのを嫌がるタイプかなーと思いながら書いてみました。
楽しんで頂けたみたいで良かったです。
ありがとうございましたm(__)m
ちゃんぽんにSSを一本追加しました。
「らき☆すた」より「フラグ-こなた-(PS2桜藤祭)」です。
らき☆すたのPS2のゲームの隠しルートを元ネタにしているので、プレイしていないと意味が解らないかもです(^_^;
・・・ちうか。他のより先にこっちが上がってもうたー・・・。
※このSSはらき☆すたのPS2ゲーム桜藤祭の隠しルートを元にしたSSです。
プレイしていないと多分解りづらいです(爆)
———————————————————-
「むぅー…」
パソコンの前でこなたは唸り声を上げた。
ディスプレイにはクリアを目指す、とあるギャルゲーのキャラク
ターが写っている。
進みは順調で、フラグもしっかり立てた。
イベントも順調にこなしたお陰であと一押しぐらいで落とせそう
な所まで進んでいる。
「むぅー」
最後の一押しを目前にしてこなたはまた唸り声を上げた。
攻略を目指していたキャラなのだから不満がある筈が無い。
何時もなら気分良く進め、18歳未満禁止のエンディング画像を楽
しみにするところなのだが。
今回ばかりは先に進める気が起きない。
「折角ここまで進めたのに、何だかなぁ」
顎に親指と人差し指を引っかけてこなたはディスプレイを見つめる。
進めるか、止めるか。
考えているうちに、ふと思考が他の出口を求めてしまい。
「マンダム」
思わず懐かしいCMがこなたの口をつく。
「って、そうじゃないでしょ。私」
ご丁寧に裏拳を添えて、自分に突っ込む。
一人ボケ突っ込みはなかなかに空しい。
部屋に一人なのだから仕方がないのだけれど。
やっぱり空しい気がする。
「かがみなら、『お前、幾つだよ』と突っ込んでくれるんだけどなぁ」
相方のような突っ込み役の名を出したこなたはゲームの存在を思
い出した。
ディスプレイに眼を戻し、眉間に皺を寄せる。
「桜藤祭が終わって、ようやくゲームが好きなだけ出来ると思った
のに」
マウスから手を離し、ディスプレイのキャラをこなたは見つめる。
こなたが攻略中のキャラは長い髪を二つに分けて、上の方で結ん
でいた。
画面の下部にはそのキャラの台詞が表示されており、少々キツイ
物言いは照れ隠しをプレイヤーに連想させる。
「ツインテールにツンデレ……」
机に顎を乗せて、こなたが呟く。
「キャラを選ぶタイミングを待ちがえたかなぁ」
攻略しようとしているキャラは特に好みだった訳でもなく、CMで
メインに打ち出されていた。
だから、選んだ気持ちも軽く、アリガチと思いながら鼻歌交じり
で進めた。
桜藤祭の前だったら、流れのままにゲームを終わらせて、他の積
みゲーに手を付ける。
そんなゆるい日々を過ごしたとこなたを思う。
しかし桜藤祭で。
正確には桜藤祭の後に仕掛けられたドッキリの後に、このキャラ
を攻略するのは、些か引っかかる。
髪型は知っている誰かを彷彿させ、その強気な性格と連動する台
詞はリアルでも聞いた事があった。
気になり始めると、些細な事すら気になってしまい、一言一句が
リアルとシンクロしてしまい。
クリア寸前の今ではもうこのゲームが手につかなくなっている。
暫く、キャラと睨めっこしていたこなただが、どうにも手は動か
なくて。
諦めたようにセーブをした。
そのままパソコンの電源を切り、机から離れ、ベッドに大の字で
転がる。
「かがみとみさきちのせいでギャルゲーがつまんないじゃんっ!」
両腕を思いっきり高く掲げてこなたは叫んだ。
握り込んだ拳がぷるぷると震える。
「なーんて他人のせいにしてもしょうがないよネー……」
腕の力を抜いて、ベッドの上に腕を落とす。
ぽすんと乾いた音が耳に響いた。
本当は解っている。
何故、こんなにギャルゲーがつまらなくなったのか。
どうして、キャラとリアルがシンクロするのか。
その理由の先には何が待っているのか。
本当は理解している。
そして。
それを拒むのは最後の理性だという事もこなたは理解していた。
口をへの字にして、こなたは腕を組む。
「このフラグはかーなーりー想定外だもん。簡単には認められない
ヨね」
ギャルゲーは三度の飯より好きだし、オンラインゲームでは中身
は男だけれど嫁もいる。
ツンデレもツインテールもグッジョブだと思う。
ただ、それはあくまで二次元の話で。
三次元ならば愛でてイジル範囲で終わらなければいけない。
けれど、それだけでは済まない心情になる相手がいる事に気づい
たのは桜藤祭で仕掛けられたドッキリハプニング。
アレ以来、どうにもこうにも意識をしてしまい、何をしていても
50%は意識を持っていかれてしまう。
それは学校が休みの今日のような日でも同様なのだけれど。
会えない分、三割り増しだから質が悪い。
「これは重症だネ」
知らなかった自分との出会いは、なかなかに衝撃的で、ノンケの
つもりだった分、このフラグの外し方がこなたは解らない。
そもそも生まれて初めて好きになった相手が同性という時点で何
かが終わってる気すらする。
初恋は甘い。
なんて誰が言ったのだろう。
甘いどころかレモンよりも酸っぱい恋心は一粒食べただけで頭が
クラクラする。
時間が経てば経つ程、酸味は増し、胸が苦しくなる。
なのに、吐き出す事は出来ない。
口にしたら最後。
どこまでも酸っぱくて、何時までも甘くはならない。
「……甘くなったらそれこそビックリだよね」
同じ想いを持ってくれたらと考えない訳ではないけれど。
幾度考えても、自分のフラグが立っているとは考えられない。
只の友達で。
他の人より少し仲の良い親友で。
ただ、それだけ。
枕を抱えて俯せになり、足をばたつかせる。
布団の海を泳いでも思考は留まらなくて。
このまま寝てしまおうかと眼を瞑ると、脳天に一発食らわすよう
に携帯電話が鳴った。
「ふぉっ!」
枕からこなたが飛び起きる。
聞こえてくる着信音で、電話の相手を認識したこなたは慌てた。
「うわわ。ど、どうしよ!って、どうにもならないんだけど!!」
悶々とした気分を押さえて、飄々とした自分が演じられるだろうか。
もしかすると余計な事を言ってしまうかもしれない。
自分の今の気持ちを知られてしまったらという恐怖感が先に立ち、
このまま放置しようかと思う。
しかし、折角の電話だ。
出たい気持ちもある。
心構えが出来ていない所に突然発生したイベントに、携帯の前で
こなたは正座した。
深呼吸して呼吸を整える。
「出ないにせよ、このまま鳴らしっぱなのはちょっとマズイかな…」
別室にはゆたかがいて、階下には父親もいる。
あまり煩くして迷惑を掛ける訳にもいかない。
枕の下にでも入れようと携帯を取ると、緊張のせいか手から滑り
落ちた。
鈍い音が床で響き、次いで声が聞こえて来る。
『こなた?何か凄い音がしたけど何かあった?』
「繋がっちゃったよー…」
運の悪さにこなたは呆然とした。
そのままにしておけば気がつかなかったと言い訳も出来たのに、
繋がってしまってはそれも無理だ。
仕方なく、こなたは電話に出る。
「あ、かがみ?ごめんごめん。携帯を取ろうと思ったら滑って落ち
ちゃった」
早い鼓動を押さえて、こなたは言う。
『何だ、そんな事か。凄い音がしたから何かあったのかと思ったわ
よ』
「んー。心配した?」
『そんなんじゃないわよっ!大きな音だから私もびっくりしただけ
よっ!!』
「流石かがみ。電話でもナイスツンデレ」
『ツンデレ言うなっ!』
挨拶代わりのやり取りが鼓動を落ち着かせ、イケルと確信したこ
なたはベッドの上で胡座を掻いた。
「して、かがみんや。私に何の用だったの?」
『え…あー…用って、程の事でも、ないんだけど……』
「かがみ?」
キッパリハッキリと物を言うかがみが自ら電話を掛けて来て、口
ごもるのは珍しくて、こなたは先刻の台詞をそのまま言う。
「どったの?何かあった?」
『いや、何も無いんだけど。ただ、その……』
電話口の声は独り言のように呟いているが、聞き取れる程の声で
はない。
受話器にぴったりと耳を引っ付けても、か細くてこなたには聞こ
えなかった。
ただ、伝わってくる雰囲気からかがみが迷っているのだけは解る。
口ごもる声に、場を変えてみる事にこなたした。
「もしかして私の声が聞きたかったとか?」
『えっ!?』
「そうかそうか。かがみんは寂しんぼだねー」
この手のボケには必ず突っ込みでかがみは返して来る。
その突っ込みに更にボケで返してと繰り返せば、用件も言いやす
くなるだろう。
「図星?図星でしょ?」
そう考えたこなたは突っ込みを今か今かと待つ。
しかし、いくら待っていても突っ込みはやって来なかった。
和む筈だった雰囲気も逆に重くなっている。
「あ、あれ?」
受話器にぴっちりと耳を引っ付けても、独り言のような呟きすら
聞こえない。
突っ込みもないけれど、否定も無かった。
無言の響きだけがこなたに届く。
言葉のない繋がりはかがみの緊張をダイレクトに伝え、こなたを
も緊張させた。
それがやけに甘く感じて、鼓動が速まる。
頭の片隅に淡い期待が浮かび、それは流石に無いと慌ててこなた
は否定した。
それでも、否定しきれない想いは胸の片隅に残ってしまい。
「もしかして……ホントに、そうだった、とか?」
乾いた唇でこなたは問う。
『ち、違うわよっ!』
不意に電話から否定の声が上がった。
『あ、あんたが宿題やったか心配になって電話しただけよっ!』
あまりの声の大きさに驚いたこなたは慌てて電話を耳から離す。
「ちょ、か、かがみ。声が大きいヨ」
『あ、ご…ごめん』
微かな咳払いが聞こえた。
本人も大声だった自覚があるのだろう。
『こ、これ位なら良い?』
「うん。ばっちし、ばっちし」
マイクテストのように具合を聞いてくるかがみには見えないと解
りつつも指でOKをこなたは作る。
「それで、えーと。何だっけ?」
『だ、だから。宿題だってば』
呆れ声でかがみは繰り返す。
『私のクラスもそうだけど。あんたのクラスも桜藤祭の感想文の宿
題が出てるでしょ。ちゃんとやってるか?』
「あー。……そんなのあったネー……」
言いながら部屋の隅に置いてある学生鞄をこなたは見た。
宿題のプリントは出されないまま鞄の中にある。
もし、かがみからの電話がなければ、そのまま明日の登校まで放
置されて、早朝から慌てる羽目になっただろう。
『感想文なんて丸写ししたら一発でばれるんだからね。ちゃんと自
分でやりなさいよ』
「わ、わかったよ。ちゃんとやるヨ…。でも、何で代休なのに宿題
があるんだろね」
『学校行事の代休だからだろ。普通の日曜日でも宿題はあるんだか
ら似たようなもんでしょーが』
「だけど感想文なんて小学生の宿題みたいじゃん?やる気がどうも
でなくてねー」
『へー。ならあんたは数学や英語の宿題の方が良かったと言うわけ
だ』
「………そっちの方が嫌デス」
『ならちゃんとやる』
「ハイ……」
負けたこなたは、自力の宿題制覇を渋々了承する。
厳しいかがみはこなたの知っているかがみで、先刻感じたような
甘さは微塵も無い。
あれは自分の都合の良い勘違いだったのだとこなたは思う。
解っていても落胆は否めなくて。
かがみに聞こえないように、こなたは溜め息をついた。
現実はゲームとは違う。
選択肢も無ければ、同じ場面で同じ答えが通るとも限らない。
だからこそ面白いのかもしれないけれど。
だからこそ辛い。
行き場の想いを胸に秘めながら、こなたは電話を持ち替える。
ふと、かがみの声が聞こえなくなっている事にこなたは気がついた。
ディスプレイを確認すると通話自体は切れてはいない。
ただ、かがみが何も話していないだけだった。
どうして黙っているのだろう。
宿題の話は終わった。
本当にそれだけの用事ならば、もう電話を切っても支障はない。
電話代を掛けてまでこんなにも永い沈黙を続ける理由はない筈。
なのに、電話は一向に切れようとしなかった。
そして、こなたも何を話せば良いのか解らなかなった。
普段なら、冗談を言ったり、アニメの話をしたりするのに。
今はそんな気分になれない。
かといって、電話を切る事も出来なかった。
かがみと繋がる見えない糸を自分から切る事は出来なかった。
無言を無言で返す二人の間でディスプレイだけが時間を刻んでいく。
顔が見えない状態での沈黙は気まずい。
それでも、この沈黙がずっと続けば良いのにと思う。
どれぐらい沈黙が続いただろうか。
先に口を開いたのはかがみだった。
『は、話はそれだけ。それじゃ』
「かがみ待った!」
『え?』
「ん、とーー………」
反射的に引き留めたものの、次の言葉がこなたには浮かんでこない。
もう少し話をしようよ。
と、言うのが一番良いのだろうけれど。
それはジョブチェンジでもしなければ言えそうになかった。
「あのさー………」
『何よ。はっきり言いなさいよ』
「あー…あ、明日また学校で会えるよネ?」
言ったと同時に、こなたは後悔した。
今日が休みでも明日は学校がある。
一緒に登校しているのだから、どちらかが風邪でも引いて休まな
い限り、会わない方がおかしい。
貧困なボキャブラリーに泣き崩れそうなこなたに返ってきたのは
穏やかな声だった。
『……当たり前じゃない』
意外そうにこなたが目を瞬かせる。
『ちゃんと。明日、会えるわよ』
「う、うん。そだよね。じゃあまた明日ネ。かがみ」
『……うん。また、明日ね。こなた』
ディスプレイが時を刻むのを止めた。
電話が本当に沈黙する。
「はぁーーー」
大きく息を吐いてこなたは脱力した。
「まさかこんなに緊張するとは思わなかったよー…」
電話を持っていた手が震える。
予期せぬイベントの発生の怖さをこなたは改めて思い知った。
「私をこんなに緊張させるなんて…。かがみ、恐ろしい子!」
軽口を突いてみても、早鐘を打つ心臓は治まらない。
乱れた呼吸のせいで頭の芯は揺れていた。
何も考えられなくて、動く事も出来なくて。
今ならリングの上で灰になれるとこなたは思う。
「改めて実感しちゃったカナ……」
完全にかがみフラグが立っている。
三次元の恋愛には疎いけれど。
自分がどれだけかがみが好きなのか位は解る。
もしかしたらゲームも無意識のうちにかがみに似た彼女を落とそ
うとしていたのかもしれない。
「やっぱり無理、だよネ」
少し様子はおかしかったけれど。
それが自分と同じ気持ちとは到底思えない。
これは二次元じゃなくて三次元の話なのだ。
そうそう都合の良い話は転がってはいない。
例え、あったとしても、最初の一歩を踏み出すのは難しい。
どれだけオヤジの思考だと言われても性別は女で、かがみもまた
女なのだから。
「……宿題、やろ」
ベッドから降りて、こなたは学生鞄を開いた。
渡された感想文用のプリントを取り出し、机に向かう。
シャープペンのお尻を打ち、芯を出す。
「このままが一番、だよ」
呟いて、こなたは白紙の紙を見つめる。
親友に言われた通りに宿題を始めるこなたはまだ動けなかった。
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なんであんなにも、こな×かがルートだったんだろ。
むちゃ楽しいじゃんかーーー(爆)