まこ亜美、静なつ、夏実×美幸を中心に気の向くまま書いている二次創作サイトです。

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05-08-16

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お囃子の音が祭りを盛り上げる。

屋台の明かりが軒を並べ、昼間のように明るく道を照らす。

電球の光が柔らかいのは、和紙で包まれているお陰だろう。

丸い堤燈は淡く、柔らかい。

ゆらりと風に揺れる度にその笑みの角度が変わる。

優しい表情に見守られる中、浴衣を着た人々の笑い声が木霊した。

金魚を掬うのに必死な人。

りんごあめを買って貰い、嬉しそうな子供。

腕を組んで、幸せそうに練り歩く恋人。

様々な顔の中で、お祭り騒ぎは続く。

そして、困った顔が一つ。

屋台の後ろで、木に凭れていた。

揺れる瞳が肩に手を掛ける少女を見つめている。

「なつき…ほんまにやるん?」

「うん。私は本気だ。静留」

 真っ直ぐに見つめ、頷くなつきに静留は周囲を見回す。

「せやかて、何もこないな所でせんでも…」

「嫌か?」

「嫌…やないけど…」

 言いながら、静留の頬が薄紅に染まる。

「なら良いじゃないか」

 惑う返事に満足そうに笑んで、なつきは静留の手を引く。

 腕を絡め、一歩足を踏み出す。

「…解りました。うちはもう何も言いません。あんたに全て任せます」

 決心の固いなつきに、静留もまた覚悟を決める。

「よし。話は決まった」  

 言って、なつきは静留を引き連れて駆け出す。

「盆踊りは踊る為にあるんだ!!」

「でも、あ●れちゃん音頭はやっぱ躊躇いがありますわ…」

 呟く静留の恥ずかしさを無視して、町内会主催の盆踊りサークルになつきは突撃していった。

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